こんにちわ!


もう12年になる遠藤要君と「札幌スクールオブミュージック専門学校」のスタジオで

やっとの思いで再開できました。

何がって?それは、表立っての音楽活動。コロナのおかげで周囲の環境が変わったこと。

人と会ったり、ライブをしたりさまざま。

私もフリーランスから会社員になりました(笑)20年フリーランスで生きてきましたが、この歳で正社員4年目です。

現在はスチルカメラを持って幼稚園や保育園、学校などに行って撮影をしたり、卒業アルバムのデザインをしています。

札幌で音楽を続けて行くことは、かなりキビしいと思いますが、何とか生きてきました。私を助けてくれたのは、身に着けたスキルと、たくさんの友人たちのおかげです。

話は変わりますが、、。

シンガーソングライターさん(弾き語りは特に)は一人で行動することが多い。すべて自分で考え行動です。

私は、音楽学校講師時代にひとりの女の子の体験レッスンを行いました。

その子は高校を中退して入学をしたいと言ってました。

お母さんと一緒に来ていたので、家族とよく相談して決めてくださいと言いました。その後、高校を中退して別のコースで入学してきたその子は、後に類まれなる才能を発揮しました。作詞作曲のクオリティが高かったのです。当時の私は一講師ですので、見守ることしかできませんでしたが。。自分の教室ならば、もっと何かしてあげられたんじゃないか?と思うきっかけにもなりました。

2008年に教室を開いてからは、相手のペースに合わせ良いところは伸ばし、ダメなところは事細かにアドバイスしてきました。

音楽人は、素直で、礼儀正しく、相手を思いやる心がなければ続きません。そこが一番厳しく伝えたい所でもありました。

過去に来ていた生徒さんは、歌声はピカイチ。ギターあるものの、知っているコードは4つ。1年かけて鼻歌で作曲をレクチャー。詩を書きためるように伝え、レッスンの度に1コーラス書いてくるようになった。その度に私がコードを付け採点評価。ノート2冊になった頃、アルバムを作ることを提案した。

努力の甲斐もあって、ギターもレッスンの度に私の手元を見て研究したと見えて、そこそこ弾けるように。ライブ前に路上で歌いたいと言ってきたので、ライブ前はダメと言いました。またある時はアルバム制作時に路上で歌いたいと言ってきましたが、ボーカルトラックのレコーディング前でしたので、やはりダメだと伝えましたが、いうことを聞いてくれず録音予定日に声がガラガラになって延期に。

その生徒さんは3年通ってアルバム1枚・シングル1枚作りましたが、縛りがきついと思ったのか辞めて行きました。

今も元気に音楽活動を続けているようです。今もSNSでも繋がっているので、私が当時言っていたこと、十二分に理解してくれていると思います。

やはり人としてなんぼ。私がこの教室に込める思いは以上です。


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